ブラジルはモロッコと1-1で引き分けた。イスマエル・サイバリの先制点に対し、ビニシウス・ジュニオールがブラジルの決定的な反応を見せた。敗戦を免れる同点弾ではあったが、チーム全体の内容への懸念までは消せなかった。
得点は、ブルーノ・ギマランイスのパスを受けた後、ペナルティーエリア左でボールを受けた場面から生まれた。ビニシウスは内側へ切り込み、右足で強烈に蹴り込んだ。これはブラジル代表での10点目であり、周囲が苦しむ中でも彼の個の力が試合を変えられることを改めて示した。
カルロ・アンチェロッティにとっては、監督としてのワールドカップ初戦で複雑な結果となった。ブラジルの指揮官は内容が期待に届かなかったことを認め、よりバランスが取れ、より攻撃的なチームが必要だと述べた。試合ではカゼミーロがハーフタイムで交代し、ロジェ・イバニェスは後半にピッチへ戻らなかった。
より大きな問いは、この試合を大会を組み立てるための引き分けにできるのか、それとも序盤の警告サインに終わるのかという点だ。ブラジルは19日にフィラデルフィアでハイチ、24日にマイアミでスコットランドと対戦する予定で、まだ突破圏には十分近い。ただし、モロッコ戦の内容は、中盤の構成や攻撃的な個人への依存をめぐる議論をさらに強めるだろう。


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