オーストラリア秘密情報局(ASIS)は、Vogue Australiaとの取り組みや新たなデジタル発信を含め、これまでよりも公に見える形で採用を進めている。今回の動きは、ふだん表に出ることの少ない組織に若い候補者を呼び込むことを狙ったものだ。
提供された報道によると、ASISはウェブサイトを刷新し、新しいソーシャルメディアアカウントも開設した。さらに、通常はほとんど公の場で発言しない局長のケリ・ハートランドも、Vogue Australiaのイベントやポッドキャスト「Seize the Yay」などで、これまでより目立つ形で登場している。
採用メッセージは、学歴や技術力だけではない要素にも重心を置いているようだ。ハートランドはABCに対し、ASISが求めているのは強い対人感覚や、場の空気を読み、他者と効果的に関わる力だと述べている。
報道では、この動きは情報機関全体で見られるより広い流れの一部としても位置づけられている。MI6やCIAも近年、より公に見える採用活動を行ってきた。オーストラリア戦略政策研究所のクリス・テイラーは、優秀で革新的な若手人材の獲得競争は非常に厳しく、情報機関の仕事に伴う秘匿性が採用の難しさを増していると指摘した。


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