イングランドの代表選手たちは、ワールドカップの決勝トーナメント1回戦でメキシコと対戦する前に、メキシコシティで緊張感のある歓迎を受けた。チームホテルの外には数百人のサポーターが集まり、多くがブーイングを浴びせ、開催国を後押しするチャントも飛んだ。
この光景は、この一戦をめぐる警備面と準備面の課題をさらに強めるものとなった。イングランドは前回の試合前にエクアドル側が妨害を訴えたこともあり、拠点の場所を明かさないことを望んでいた。そこでは、メキシコのサポーターが大きな音や車両を使ってエクアドル選手の睡眠を妨げようとしたと報じられており、その試合はメキシコが2-0で勝っている。
イングランドのホテル外と市内では警備が増強された。メキシコがエクアドルに勝った後の祝賀の最中に4人が死亡したこともあり、安全面への懸念は強い。
試合は、6日午後6時の現地時間でアステカ・スタジアム開催のまま予定されている。以前は嵐の予報を受けて開始時刻を変更する可能性もあったが、金曜日に約5時間半の不確実な状況が続いた末、当初の予定が維持された。天候による変更案にメキシコ側は反対しており、英フットボール協会もこの動きに驚いたとみられている。メキシコのハビエル・アギーレ監督は「日程変更は胃に蹴りを入れられるようなものだ」と述べ、「全体の計画を変えなければならない。まったく好きではない」と話した。
ただし、イングランドにとっての難しさは厳しい観客だけではない。アステカ・スタジアムは標高2,000メートル超にあり、選手は空気中の酸素が少ない環境に順応する必要がある。メキシコは同スタジアムで89試合中わずか2敗しかしておらず、70勝17分け。ワールドカップでは同会場で10試合負けなしだ。


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