カワイ・レナードがトロント・ラプターズへ戻る可能性が高まっており、ESPNによるとLAクリッパーズはブランドン・イングラム、グレイディ・ディック、将来の無保護1巡目指名権2本、指名権スワップ1件、2巡目指名権2本を含む対価でトレードに合意したという。報道は関係者の話に基づくもので、現時点でチームからの公式発表は示されていない。
トロントにとっては、イースタン・カンファレンス上位へ再び食い込むための大きな一手となる。レナードがラプターズで過ごしたのは1シーズンだけだったが、2019年のNBA制覇とファイナルMVPは今も球団史を象徴する出来事だ。
クリッパーズ側にとっては、ロサンゼルスで6シーズンを過ごしたレナード時代の区切りとなる。ESPNは、この動きを若返りへの転換として位置づけており、チームは42勝40敗でプレーイン敗退に終わった一方、レナード個人は平均27.9得点、65試合出場、オールNBAセカンドチーム選出、MVP投票7位と高い水準を示していた。
契約面と将来像も、この取引の評価を左右する重要な要素になる。レナードは現行契約をあと1年、年俸5030万ドルで残しており、ESPNの契約情報によれば、トロントでは最大2年1億2370万ドルの延長契約を結べる可能性がある。
コート外の不透明要素も残る。ESPNによれば、クリッパーズはレナードのアスピレーションとのスポンサー契約を通じてサラリーキャップ規定を回避した疑いでNBAの調査対象となっており、オーナーのスティーブ・バルマーはそうした不正の認識を否定している。トレードが正式確認されるまでは、編集部としては重要な報道ではあるが、確定情報として扱うべきではない。


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