ウィンブルドンの暑さ対策ルールは、湿球黒球温度(WBGT)が30.1度以上になると発動し、シングルスの選手に試合中の所定のタイミングで10分間の休憩を認める仕組みです。極端な暑さの中で選手の安全を守ることが目的です。
休憩の入るタイミングは試合形式で異なります。男子シングルスのような5セット制では第3セット終了後、3セット制では第2セット終了後に10分間の休憩が取られます。試合開始後に基準を超えた場合でも適用され、休憩を求めるのは選手1人だけで足ります。
暑さ対策の休憩中、選手はコートを離れることはできますが、その間にコーチングや治療を受けることはできません。ウィンブルドンでは、試合開始30分前に加えて、午後14時00分BSTと17時00分BSTにもWBGTを測定しており、この指標は気温、湿度、表面温度を合わせて判断するものです。
屋根付きのコートでは扱いが異なり、暑さ対策ルールは使われません。センターコートとNo. 1 Courtは、屋根を閉じた後に空調を使うことができ、温度を下げ、湿度を管理し、プレーへの影響を抑えるよう設計されています。


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