アレクサンドラ・エアラは、ウィンブルドン女子シングルスで3回戦に進出し、フィリピン出身選手としてグランドスラムで到達した最も遠いラウンドに並んだ。21歳のエアラはオーストラリアのMaya Jointを破って勝ち上がり、次は女王イガ・シフィオンテクとの対戦が予定されている。
この快進撃はコートの外にも大きく広がっている。ふだんはボクシングとバスケットボールが話題の中心になりやすい国で、エアラの試合は観戦会や国内メディアの注目を集め、ウィンブルドンでもフィリピン人ファンの存在感が目立っている。
スポーツ界の大物たちも反応した。かつてエアラのウィンブルドン女子ダブルスの相手だったビーナス・ウィリアムズは、この到達を称え、Manny Pacquiaoも彼女の挑戦を後押しするメッセージを公に送った。
エアラの成長は一朝一夕ではない。ラファエル・ナダルのアカデミーでの練習、2022年の全米オープン・ジュニア制覇、そして昨年のマイアミ・オープンでのシフィオンテク戦勝利など、積み重ねが今の飛躍につながっている。ウィンブルドンで身につけた、タガログ語の一節やサンパギータを意識した装飾は、彼女のフィリピンらしさを視覚的に示している。
次の試合は、はるかに厳しい挑戦になる。シフィオンテクはディフェンディングチャンピオンだが、エアラはすでに強豪を揺さぶれることを証明してきた。フィリピンのテニスにとっての本当の焦点は、この快進撃が国内での競技の存在感を長く押し上げる転機になるかどうかだ。


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